麻布台ヒルズ タワープラザ4F。神谷町駅・六本木一丁目駅から駅直結。
日本整形外科学会認定 整形外科専門医・日本再生医療学会認定医による再生医療外来。
膝関節は、大腿骨と脛骨の間にある関節軟骨がクッションの役割を果たしています。 この軟骨が加齢や負荷で摩耗すると、骨同士が直接接触し、炎症と痛みが生じます。進行は緩やかで、3つの段階に分けて捉えられます。
培養脂肪幹細胞治療は、患者さまの腹部などから少量の脂肪を採取し、その中に含まれる「間葉系幹細胞」を専用培養施設(CPC)で約4〜6週間かけて培養。 十分な細胞数まで増やしたうえで、膝関節内に投与する自己細胞療法です。
自己脂肪由来幹細胞治療(ADMSC治療)は、間葉系幹細胞の有する多分化能とパラクライン効果を活用し、膝関節の炎症環境を改善し、軟骨組織の保護を目指す再生医療です。国内外の臨床研究において、変形性膝関節症(OA)患者に対する疼痛緩和や関節機能改善の報告が増えており、保存療法と人工関節置換術の中間に位置する治療選択肢として、整形外科領域でも注目を集めています。
間葉系幹細胞(Mesenchymal Stem Cells / MSC)は、骨・軟骨・脂肪・腱・靭帯などの中胚葉由来組織に分化する能力をもつ体性幹細胞です。骨髄、脂肪組織、臍帯など、複数の組織から採取可能ですが、なかでも脂肪組織は採取が容易で、含まれる幹細胞密度が骨髄の約100〜500倍と高いことから、近年最も研究と臨床応用が進んでいる供給源です。
MSCは「軟骨へ分化する力」と「周囲の細胞に働きかける力」の両方を併せ持つことから、変形性膝関節症のように軟骨摩耗と慢性炎症が同時に進行する疾患へのアプローチとして、理論的にも実践的にも合致した選択肢と考えられています。
自己脂肪由来幹細胞(Adipose-Derived Mesenchymal Stem Cells / ADMSC)は、骨髄由来幹細胞と比較して採取時の身体的負担が少ないこと、細胞の収量と増殖能が高いこと、そして高齢者でも採取しやすいことが特徴です。
ADMSCは、軟骨細胞への分化(chondrogenesis)、滑膜の炎症抑制、軟骨基質産生の促進といった多面的な作用が報告されています。特に変形性膝関節症の中期〜進行期では、軟骨だけでなく滑膜や関節包の炎症が痛みの主因となるケースが多く、抗炎症と組織保護の両軸を持つADMSCは、対症療法では届かない領域に作用する可能性があるとされています。
投与された幹細胞は、自らが軟骨へと分化するだけでなく、サイトカイン・成長因子・エクソソームを周囲の細胞に放出することで組織修復を促進します。これを「パラクライン効果(Paracrine Effect)」と呼びます。
具体的には、関節内で炎症性サイトカイン(IL-1β、TNF-α、IL-6)の発現が抑制され、抗炎症性サイトカイン(IL-10、TGF-β)が増加することで、滑膜炎の鎮静化、軟骨基質の保護、疼痛の緩和が見込まれます。近年は、エクソソームに含まれるmicroRNAが軟骨細胞のアポトーシス(細胞死)を抑制する作用も示されており、幹細胞治療の主作用機序として注目されています。
高濃度PRP療法は、患者ご自身の血液から抽出した血小板由来の成長因子(PDGF、TGF-β、VEGF、IGFなど)を直接関節に届ける治療です。軽度〜中等度の変形性膝関節症や腱障害に対し有用性が報告されており、即効性のある疼痛緩和が期待できます。
一方、培養した自己脂肪由来幹細胞治療は、パラクライン効果に加えて細胞そのものの分化能を活用するため、軟骨環境への作用がより長期的かつ多面的であると考えられています。当院では、症状の進行度・年齢・生活背景に応じて、両者を組み合わせる治療設計も行っています。
自己脂肪由来幹細胞による膝関節治療は、近年 Stem Cells Translational Medicine、Osteoarthritis and Cartilage、Knee Surgery, Sports Traumatology, Arthroscopy など国際誌に多数の臨床研究が掲載されており、変形性膝関節症患者における WOMAC スコア、VAS(疼痛スコア)、関節可動域の改善が報告されています。
ラカンクリニック東京麻布台では、再生医療等の安全性の確保等に関する法律に基づき、第三種再生医療等提供計画の届出を経て本治療を提供しています。院内に細胞培養加工施設(CPC)を併設し、採取から培養・投与までを一貫管理することで、外部委託に頼らない品質管理体制を構築しています。
一般的な脂肪由来幹細胞治療では、メスで腹部を切開して数十グラム単位の脂肪を採取する施設が少なくありません。 ラカンクリニック東京麻布台では、独自の少量培養技術により、採取量はわずか0.1g。メスを使うこともなく、当日中に処置が完了します。
日本整形外科学会認定整形外科専門医として、35年以上にわたり整形外科診療の第一線で活躍。 豊富な臨床経験に加え、自己脂肪由来幹細胞療法やPRP療法など再生医療の先端技術を積極的に導入し、従来の治療では難しかった慢性関節痛や運動機能の根本的な改善を目指しています。
初回のご相談から治療後のフォローアップまで、すべて当院で完結します。 標準的なスケジュールは、初回カウンセリングから投与まで約6〜8週間です。
再生医療は、すべての方に同じ効果をもたらす治療ではありません。 適応・効果・リスクについて、事前に十分にご説明したうえで治療を開始します。
本治療は自由診療となります。状態や使用する細胞数によって個別にお見積もりいたします。 初回カウンセリングは無料です。
初回カウンセリングは無料です。
治療が必要かどうかも含めて、客観的にお話しします。
下記フォームより、ご相談内容・ご希望治療をお送りください。 担当より2営業日以内にご返信いたします。 ご相談・初回カウンセリングは無料です。